超人界

 第十二次最終戦争に置いて、魔王協会と神威連合(しんいれんごう)の地上戦力が激戦を繰り広げた結果、生物の生存に適さない荒野が広がっている。
 この為、最終戦争以前からこの世界に存在していた通常人類は、魔王協会や後述の超人達が管理する、一部のシェルターでのみ生存を許されている。
 また、魔王協会が投入した生物兵器の子孫(あるいは生き残り)である超人が多数存在しており、魔王協会が管理する一部の地域以外では、彼らが武力をもって通常人類支配している。

 なお、これは余談であるが、第十二次最終戦争時に魔王協会が持ち込んだ、高性能な魔術武器が多数残存しており、この世界の武器屋で比較的容易に入手する事が出来る。

――異世界観光ガイド超上級編より抜粋。